松戸競輪場で大阪・関西万博協賛GⅢ「開設74周年記念 燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯」が8月1~4日の日程で開催される。平原康多(42=埼玉)は前回、自身初となるミッドナイト(佐世保GⅢ)に参戦し「いい勉強になりました」と普段とは違う時間帯のレースを経験できたことを喜んだ。

「終わった後の体調管理も難しかったし、開催中も集中力が足りていない感じがした。これを主戦場とする選手たちはすごいなと感じましたね」
〝普通の時間〟に走れるありがたみを痛感したことは今後の大きな財産となることだろう。

 前回から中12日空いて「最初の何日かは時差ボケみたいな感じだったけど、後半は割と普通になりましたよ」と体調面の心配はなくなった。そして「深谷(知広)が西武園に来ていたので、自分は1日だけ一緒に練習しました」と明かした。

「深谷と練習して、変えていかなきゃいけない部分が見えた。これがターニングポイントになるかもっていうくらいいい刺激をもらえました」

 飽くなき向上心を持つダービー王は、まだまだ伸び盛り。初日12R特選は同じく深谷から刺激を受けた真杉匠と力を合わせて南関勢を苦しめ、深谷に〝恩返し〟をする。