川崎競輪FⅠ「JC×HPCJC ウィンチケット杯」は3日、開幕する。6Rのガールズ予選1は柳原真緒(27=福井)が「前回はふがいなかったので追加を断って練習にあてた」と万全の態勢で臨む。
前回玉野は優出こそ果たしたが4着、2着、6着と〝らしくない〟結果に終わった。それ以前に11月奈良を最後に6場所連続で優勝から遠ざかっている。
11月和歌山からLサイズのフレームを実戦投入した。「そこから優勝していない」のは確かだが、既に6場所で使用している。この時期は雪などの影響からワットバイクやウエートトレと室内練習が中心となるが、今回は「5日ぐらいバンクでやれた」。レース用の自転車で練習できたことはプラスに働くはずだ。
初日は自力型の石井貴子(東京)や地元の高木佑真がライバルになる。「ロングでも行ける準備はしてきた。しっかりと仕掛けられたら」。当地は2022年5月以来で前回は完全Vだった。同年にガールズグランプリ(平塚)を制している実力者が好相性のバンクで完全復調へのキッカケをつかむ。