大阪・関西万博では8日から29日まで競輪の展示ブース「ふとももEXPO~FUTOMOMOoooooooo~」が出展される。8日にはオープニングセレモニーが行われ、S級S班の真杉匠(26=栃木)、公益社団法人JKAの木戸寛会長らが出席。テープカットが行われた。

 1943年に日本で発祥し、オリンピック競技としても世界中で人気の高いスポーツである競輪の魅力を紹介するブース。実際に自転車を漕いで選手とのレースをシミュレーションで体験できる「Challenge!ふとももライド」など競輪をリアルに体感できるが展示が展開されている。

 屋外には競輪選手のふとももを模した高さ約5メートルの「ふとももバルーン」が登場。巨大なふとももを目前にした真杉は「生で見ると迫力が違いますね。ふくらはぎの感じとかすごくリアル。これだけのふとももがあればグランプリ取れます。この足が欲しいです」とニッコリ。競輪の魅力については「レースって生き物なので。一つ一つのレースに物語があって人間関係もある。深く知れば知るほど面白いと思います」と熱く語った。

 12日に函館で開幕するGⅠ「第68回オールスター競輪」にファン投票2位で選出。「昨日まで合宿に行っていたんですが、濃い練習ができました。本番のオールスターが楽しみです」と意気込みを明かした。

 ブースに来場したファンへは「レースの体験ブースもあるので選手目線のレースも体感してください。家族で来てもらって子供たちにも将来競輪選手になりたいと思ってもらえれば…。現地でレースを見るのが一番面白いと思うので、ぜひ競輪場にも足を運んでください」と呼びかけた。