平塚競輪場で開催中の「KEIRINグランプリ2025シリーズ」最終日の30日、場内では「JRAスペシャルトークショー」が行われ、武豊騎手、矢作芳人調教師、坂井瑠星騎手の3人が登壇した。
今年、フォーエバーヤングとのコンビでサウジアラビアカップ、BCクラシックを制した矢作師&坂井騎手の師弟コンビ、そして宝塚記念をメイショウタバルで制したレジェンド武騎手という超激レア共演を見ようと、会場には多くのファンが集まった。
競輪についての造詣が深い武騎手と矢作師は、普段から競輪に関する会話をすることが多いようで、矢作師が「パドックとかで豊君と何話してるの? とかよく聞かれるんだけど、だいたいは競輪の話。豊君と競馬の話はほとんどしないよね」と語りかけると、武騎手も「記念の決勝、誰が来ますかね? とか(笑い)」と応じた。
その後も矢作師と武騎手はグランプリの予想をお互いに出し合い、また坂井騎手は交流のある「真杉匠君を応援しています。やってくれるはず!」とエールを送った。また〝ここだけの話〟など、競馬ファンにとって胸熱すぎるトークを展開し、詰めかけたファンを喜ばせた。
最後に、武騎手は「来年は矢作先生や坂井君のように海外でも勝てるように」、矢作師は「今年は日本の競馬が全然で情けなかった。来年はリーディング奪回とサウジカップをまた勝って儲けたい(笑い)」、坂井騎手は「(矢作)先生のリーディングに貢献して自分もリーディングを獲れるように頑張りたい」とそれぞれ来年の目標を語ると、大きな拍手に包まれた。