取手競輪FⅠ「東京スポーツ賞」は19日に最終日を行い、A級戦は丸山留依(20=静岡)が11R決勝を制し、2場所連続完全Vを飾った。
落ち着いたレース運びだった。1番車を生かした前受けから一度突っ張り、打鍾過ぎからの再度の細中翔太の仕掛けにも「ホームで番手の口が空いているのは見えていたいたし、冷静に引いて落ち着いてから巻き返しました」。2角過ぎで出切ってからはゴールまで踏み上げるだけだった。
今開催は初日の選手紹介中に落車。幸いにも右ヒザを擦りむいただけでレースには支障がなく、周囲の心配を走りで払拭した。「最近は消極的なレースが多かったので、積極的に走ることを心がけました」。師匠でもある父・啓一(静岡・74期)の通算500勝達成を記念してつくられたインナーを着て、前回小倉から続く連勝を6まで伸ばした。
まずは3月8日に行われるルーキーチャンピオン(松山)に照準を合わせ、同17日開幕の宇都宮でS級特昇に挑戦する。「松山に向けて頑張って、宇都宮で特昇を決められたら」。父が待つS級への道筋はハッキリと見えてきた。