こんにちは、東スポ競輪アンバサダーの太田理恵です!

 少し時間は経ってしまいましたが、今年ここまで行われた記念開催の一部をまずは振り返ってみたいと思います。まず立川記念決勝は、地元の鈴木玄人(29=東京)選手が先行するも、これを脇本勇希(27=福井)選手が単騎でまくって優勝しました。勇希選手は同じく単騎だった準決でも真杉匠(26=栃木)選手の先行をまくって高配当を出しており、デキの良さが光っていました。

 続く和歌山記念決勝は、今度は兄の脇本雄太(36=福井)選手が制し、兄弟でGⅢ連続優勝となりました! 勇希選手もすごく力を付けており、近いうちにまた兄弟連係が見られるかもしれません。

 新しくSSとなった嘉永泰斗(27=熊本)選手は立川記念から始動し、決勝はまくり及ばず3着という結果でした。ただ前では吉田拓矢(30=茨城)選手が番手まくりをしており、通常であれば外に浮いてしまう展開をしっかり耐えて、また厳しいけん制も乗り越えてのもので強さを感じました。

 残念ながらその後のいわき平記念初日に落車してしまいましたが、すぐに練習は再開できているようです。熊本競輪は地震の影響で8年以上の長期休止をしていましたが、ようやく2024年に再開しました。

 そんな地元の熊本で、まもなく開催されるGⅠ「第41回全日本選抜競輪」に対する思いは人一倍強いはずで気合も入っていると思います。しっかり回復して、ベストに近い状態で本番を迎えられることを祈っています。

 A級選手の中では、今期降級してきた西浦仙哉(51=三重)選手が元気いっぱいです。今年初戦の玉野ナイター(1月4~6日)の準決ではまくりで2着に入り、続く京王閣ミッド(同月29~31日)の準決でも、前の選手が不発でバック6番手の状況から自力に転じて1着となるなど、タテ脚は健在です。

 今月に入っての平塚ナイター(9~11日)は惜しくも決勝には進めませんでしたが、初日特選では、最後方にいた最終ホームから単騎で思い切って仕掛けると、2コーナーで中団からのまくりに合わされ苦しい展開となるも、それを乗り越える見せ場をつくりました。

 自力脚のあるベテラン選手の熱い走りを見ると、すごく元気をもらえる気がします。西浦選手にはぜひしばらく注目してみてください!

☆おおた・りえ 1992年6月22日東京都生まれ、東京大学大学院卒、ミス・ワールド2014日本大会審査員特別賞、同大会2015実行委員長賞受賞、同大会2020日本伝統文化賞。