取手競輪FⅠ「東京スポーツ賞」は19日に最終日を行い、12R決勝は山崎歩夢(20=福島)が人気に応えて今期初優勝を飾った。A級戦は丸山留依(20=静岡)が2場所連続完全Vで連勝を6に伸ばした。

 山崎が圧巻の強さを見せつけた。スタートから位置取りをめぐって3車並走が続き「最初から心拍が上がりっぱなしだった」と苦笑いも前受けに成功。赤板の攻防ではすんなり引き、勝負どころでは中団から最終2角で先まくりを打った関東2車の上を軽々とまくり切り、上がり11秒2の好タイムで番手の磯島成介をも振り切った。

「打鐘かホームで行きたかったけど前が踏んでいたので少し待った。どっちが正解だったのか分からないけど、優勝は絶対にしたかった」。昨年9月小倉から遠ざかっていたVへの熱い思いを原動力にワンツー決着という最高の結果で締めた。

 次走は3月5日開幕の松山記念で、その後にはGⅡウィナーズカップ(防府・3月19日~)が控えている。歩夢は「少しだけ休んで、ウィナーズに向けて状態を上げていきたい」と前を見据えた。