取手競輪の令和6年能登半島地震復興支援競輪GⅡ「第8回ウィナーズカップ」は21日、開幕した。初日特選11Rは脇本雄太が突風の吹き荒れる悪コンディションを物ともしない初日一番時計(上がり11秒4)でまくり切った。

 追走した古性優作が「まるでロケットみたい」と舌を巻くほどの強烈な仕掛けだった。

 脇本は前検日に頸椎のヘルニアによる影響からのシビれを説明していたが、そんな不安を一掃した。「心配はあったけど不安は取れた。まだ足りない部分はあるけど少しずつ良化している」と手応えもあるようだ。

 2日目(22日)12Rの「毘沙門天賞」も再度、古性のアシストを頼りにさらなる上積みを目指す。