四日市競輪の大阪・関西万博協賛ナイターGⅢ「ベイサイドナイトドリーム」は14日、2日目を行い、ガールズ予選2・2Rで地元の伊藤優里(20=三重)が2着に入り、準決進出を決めた。
初日の予選1で5着だった伊藤は正念場の一戦を前に「レースの前から頭が真っ白になるくらい緊張してました」と振り返ったが、レースでは勇気を持って一度先頭に立ち、3番手に立て直してから直線で伸びた。
「レースのことははっきり覚えてないくらいですが、とにかく3番手に入ってからは、前にいるのが浅井さんだと思って付いていきました」
師匠・浅井康太との練習を思い出し「離れちゃダメだ」と根性を振り絞った。また、発走機に付いた時には「応援のタオルが4枚もあって…。7番車だったので、はっきり見えました」とファンの後押しが力になった。
準決以降の戦いに向けて「緊張するだけでなく、応援を楽しめるような強さを身につけていきたい」と精神面の成長ももくろむ。3日目(15日)のガールズ準決2Rは、2日目と同じで尾方真生に挑戦する。