佐世保競輪99サンセットナイトレースFⅡ「オッズパーク杯」は8日、開幕。今回はA級1・2班戦、チャレンジ、ガールズの3本立てで行われる。ガールズは小林優香(29=福岡)、地元の高尾貴美歌(23=長崎)が競走得点ツートップだが、自転車競技日本代表で8月に英国で行われた世界選手権トラックのポイントレースで銅メダルを獲得した内野艶和(21=福岡)がV戦線に割り込んでくる。
来年のパリ五輪出場を目指す中長距離界の次期エース候補は世界選手権後もスイス合宿、フランスでの大会に出場と大忙し。帰国したのは今月3日で、時差ボケも完全には解消されないまま西国の地までやってきた。
6月函館以来となるガールズ競走を前に「ケイリンは時々しか走れないのは残念だけど、調子は悪くない。1日目が飛びがちなので気を引き締めて走りたい」と意気込みを語った。
初日の7Rは東京五輪代表でコレクション2個、ガルフェス1Vはさんぜんと輝く小林優香、今年1Vで競走得点は53点台の高得点を誇るアイドルレーサーの日野未来(30=奈良)がいる〝濃い〟メンバーだが、世界の強豪相手にもまれてきたツヤカのパワーも上昇中。「臨機応変に走りたい」。誰よりも長く踏める強みを生かして先制パンチだ。