前橋競輪場で23~26日の日程で開催されるGⅠ「第34回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」のPRのため、関係者が16日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れた。
大会3連覇を狙う古性優作(34=大阪)を筆頭にS班9人がそろい踏み。輪界トップクラスの猛者が無風の高速バンクで熱戦を繰り広げる。佳境を迎えたグランプリ出場権を巡る賞金争いからも目が離せない。
競輪ユーチューバー逆転ペダルのマリは注目選手に地元の佐々木悠葵(30=群馬)を挙げ「7月弥彦記念で逃げ切ったレースが印象深い。今回も強い姿を見せてほしい」と群馬のエースに熱烈エール。前橋競輪とのコラボ企画「100万円逆転クエスト~前橋親王牌への道~」の軍資金100万円は現在16万円プラスで「プラス分はすべて決勝に。佐々木選手が勝ったらもう1個仕事ください!」と関係者におねだりするシーンも。
朝から晩まで競輪漬けというまっすーは「小林泰正選手は先行回数も増えて調子が上がっている。恩田淳平選手は追走もできて差せる魅力的な選手です」と、こちらも地元戦士をプッシュした。
前橋市産業経済部公営事業課の大塚直樹課長は「今のビッグレースは400走路が主流ですが、今回は(1周)335メートルの前橋が舞台。普段とは違う迫力やスピードをお楽しみいただきたい」と、3年ぶり23回目となる当地での開催をPRした。
イベントは25日にみやぞん、渡辺美奈代、26日に原口あきまさのステージなど連日盛りだくさん。トークショーでは24日にボートレーサー毒島誠、25日は元西武ライオンズ渡辺久信、26日にはブル中野が登場する。売り上げ目標は90億円。