名古屋競輪FⅠ「KEIRINフェスティバル」は23日、2日目を開催下。3RのA級準決勝では明田春喜(44=北海道)が小田恭介目標から1着で決勝一番乗りを果たした。
小田の打鐘過ぎ4角からのカマシに付けきり、最後の直線では後続を目でけん制しながら差し切った。
明田にとって、ただの1着ではなかった。「実は長女が今日(23日)入籍なんです。めでたい日だし何とか1着を、と思って緊張した。変なプレッシャーをかけたくなかったので、小田君はもちろん誰にも言っていません」。今開催後には愛娘の入籍を祝う食事会も予定しているという。
まだまだ老け込んではいられない。来年5月には初孫が誕生予定で「45歳でおじいちゃんですよ(笑い)。生まれてくる孫のためにも頑張らないと」と気合も入る。
最終日(24日)の9R決勝は再び小田との連係で臨む。帰宅後の宴席に花を添えるためにも狙うは9月川崎以来となる今期2度目の優勝のみだ。