和歌山競輪GⅢ「開設76周年記念 GⅢオッズパーク杯和歌山グランプリ」が9日に開幕する。当地は昨年12月に約4半世紀ぶりのバンク全面改修を終え、再開。記念としてはバンク改修後、初となる開催だ。
地元近畿地区の大エースとして参戦する脇本雄太(36=福井)の状態、グランプリ後の心境は、一体どうなのか。
左ヒジの重傷を懸命のリハビリで克服し、昨年末の平塚グランプリに挑んだ。だが、近畿ラインの番手を回るも真杉匠の攻撃に後退させられてしまった。
まだ苦悶の表情を浮かべつつ「あそこは意地で頑張らないと、番手を回った意味がないので」と懸命に内を踏み続けたが、及ばず。自身は9着という結果に終わった。
ただ何より、自身の結果ではなく「悔しさというか、申し訳ない、反省という気持ち」とラインに迷惑をかけてしまったと沈痛に話した。ケガからの復帰戦だったということは、言い訳にはしない。あのレースでのマイナスをこれからの戦いで埋めていく。
左ヒジは「今回もまだ厳しい状態と思う」と治り切ってはいない。初日特選12Rは自力での戦いで「航続距離がどうかとかもつかまないと」と、これからが一歩という段階と説明した。加えて、南関ライン4車は強力そのもの。
しかし、番手の南修二が「とはいっても、脇本君は強いので」と話す信頼は支えになる。近畿2人で力を合わせ、昨年末からの逆襲のスタートとする。