平塚競輪場で開催中の「KEIRINグランプリ2025シリーズ」の2日目の29日に、場内でボートレーサーの大山千広、オートレーサーの藤本梨恵、そしてガールズケイリンの地元・高木佑真による公営競技トークショーが高木真備さんMCのもと行われた。

 4人が登壇すると集まった多くのファンから大歓声が上がり、12月4日にここ平塚で自身初の地元Vを決めた高木には「おめでとう!」などの声が飛んだ。

 高木は「今年は2回優勝したいと思っていて、それを地元でできてずっとニヤニヤしていました(笑い)」と照れくさそうに打ち明けた。

 今年9月に産休・育休から復帰した大山は、ファンの声援が聞こえるかどうかについて「待機行動中はエンジン音がないので聞こえます。『スタート行け~!』とか聞こえると頑張ろうと思います」と答えた。

 愛車のエンジンに「サバズシ6」という名前を付けている藤本は「海釣りにハマっていて茅ケ崎まで来ることも。釣って捌いて食べるのが好き」とのことだったが、「でもサバ寿司は食べません。アニサキスとかも怖いし。(愛車の名前も)サバ寿司が好きなわけじゃなくて猫の名前なんです(笑い)」と愛車の名前の由来を説明した。

 他にもそれぞれの競技ならではのエピソードやプライベートの話題に場は盛り上がり、多くのファンも耳を傾けていた。

 最後に大山は「(子どもは)最近1歳3か月になりました。復帰して『ボートは楽しい』なと(改めて感じた)。次は1月2日からの福岡に出場するので来て下さったらうれしいです」。

 藤本は「私をキッカケにオートレースを知ってくれたらうれしいです。今年は優勝がなかったので来年は優勝できるように」とそれぞれ語ると、割れんばかりの拍手が沸き起こった。