岐阜競輪場で新春のミッドナイトシリーズが2~4日に開催される。前検日の1日、競輪場入りした三住博昭(57=神奈川)は、郡司浩平のグランプリ優勝が心に沁みたと語り出した。
「今までは同じ選手でもテレビで見るような選手たちのことで、ちょっと他人事だった。でも今回はずっと身近にいる人間だからね」
川崎競輪場の総合職として、長くその地区をまとめてきた。もちろん、神奈川の名物レーサーとしての戦いもあり、後輩の快挙はうれしい限りだった。いつも笑顔の三住だが、今回はさすがに涙があふれたという。
「表彰式を見てジーンと来たよ。浩平は泣いてないんだけど、表彰式に映っている人が涙ぐんでいて。知らない人の涙で、ジーンと来て、泣いちゃったよ(笑い)。知らない人なんだけどね(笑い)」
もう57歳になったが、まだまだ長く走ってほしいレーサーだ。ただし「目はね、老眼っていうかピントが合うのが遅くなっている。レースの把握が難しいところあるよ」と老化は隠せない。それでも「去年鎖骨を折った後、ベースを落とさずに今まで以上に早く復帰できたし、まだまだ頑張るよ」と元気に話した。
初日(2日)の6Rは「佐野(恭太)君にはお世話になっているので、南関3番手で」と義理堅い男が、一つでも上の着を目指す。