大宮競輪GⅢ「東日本発祥77周年記念 倉茂記念杯」が15日、開幕する。古性優作、真杉匠、寺崎浩平のS班3人を中心に熱戦が展開される。地元埼玉勢も一丸となっていくが、坂井洋(31=栃木)の存在も気になって仕方がない。
見た感じはいつもと変わらないさわやかなハンサムボーイが、目をパチクリさせる。「ICLっていう目の出術を受けました」。コンタクトレンズを使用してきたが、練習後、休憩中、また練習の時、と付けたり外したりに負担を感じており、今月上旬にやっとそのタイミングが来た。
「まだ安定はしてなくてゴロゴロする感じはありますが、遠くを見たりとか、レースでは大丈夫です」
輝きを増す瞳で、狙うは悲願のGⅠ初優勝だ。関東勢の勢いが持続する中、さらにこの男の活躍が必須。昨年12月佐世保記念から「感じも良くなってきた」と2025年最終戦の静岡も成績をまとめ、今年につなげた。まさに、今年こそ…。
ハンサムな印象とは裏腹なタフで根性の塊のレーサーは元気一杯。落車後でも落ち込むことなく走ることで有名だ。
「ハッハッハ! ここが終わってすぐのいわき平記念も走れますよ! 中2日でも追加で走りたいです!」
今年初戦の一次予選11Rを爽快な自力で結果につなげ、勢いに乗る。そこからの物語が、楽しみだ。