川崎競輪GⅢ「川崎市制100周年・開設74周年記念桜花賞 海老澤清杯」は19日、2日目を開催した。二次予選8Rでは清水裕友(29=山口)が2着で準決進出。ただ、もの足りなさも感じさせる。
二予は7番手からまくり、前団こそのみ込めなかったものの、力があるところは見せた。だが、中団以内にこだわるのが身上の清水としては、後手に回ったのは意外だった。山田諒の巻き返しが早めだったとはいえ、しっかり動いていい位置を取っているイメージがある。
「(初手の)後ろ攻めが嫌だったですね。あとは2日目は何か力が入らなかったんです。朝に坐骨神経痛みたいな症状がでてしまって…」と、どうにもかみ合わない現状に首をかしげた。
このままでは心もとないが、抜群の修正能力で幾度も困難を克服してきただけに、3日目(20日)の準決までに必ず立て直してくるはずだ。
「準決の方が(相手が強いこともあって)開き直れるからいいですね。まずは体調をケアして、やれることをします」
得意なコマ切れ戦とあって、もつれればもつれるほど清水に展開が向きそうだ。