川崎競輪「ウィンチケットミッドナイト」は17日に2日目が行われた。ガールズケイリンの2R予選2で、小林莉子(30=東京)が女子では初となる通算1000出走の金字塔に1着で自ら花を添え「いつの間にか1000走。たくさん走ったなあ。次は結果も内容も濃い2000走を目指したい」と実感を込めた。

 ガールズ1期生の小林は、2012年7月1日に平塚でデビュー。それから約11年半で1000度出走し、〝ミスタープロ野球〟こと長嶋茂雄(巨人)の通算本塁打数よりも1つ多い445勝を積み上げた。「長嶋さんより上? おこがましいけど、うれしい」。その目は自然と三日月になった。

 順当に2連勝で決勝に駒を進めた。まずは4場所連続となる通算105度目の優勝をピンピンピンで決める。