ガールズ最高峰レースの令和6年能登半島地震復興支援競輪GⅠ「第2回オールガールズクラシック」は26日、福岡県久留米競輪場で開幕する。V賞金750万円と12月29日に静岡競輪場で行われる「ガールズグランプリ2024」の出場権をかけて42人の女傑が覇を競う。
一時代を築いた小林優香(30=福岡)が復活の優勝を目指していく。ガールズ大国といわれる久留米でのガールズGⅠ開催に、ここをホームバンクとするオリンピアンは「やっとか、って感じです(笑い)」と胸を躍らせて、決戦の時を待っている。
2月の高松で落車に見舞われるアクシデントがあったが「落車は仕方ないこと。切り替えて、ここへ向けて計画的に治療とトレーニングをやってきた。その過程の小倉で優勝できたし、そのあとも練習を積めたので状態は良いと思います」と世界の舞台で培った調整力を発揮して、きっちり本番に間に合わせてきた。
ホームバンクの久留米ではデビューから7連続完全V。21戦21勝と完璧な成績を残している。プレッシャーもかかりそうだが「(予選スタートなので)それは特にないし、一戦一戦しっかり戦いたい」と自然体で当地での連勝を伸ばしていく構えだ。
「やるしかない!という気持ちでいっぱいです」
爽やかな笑顔で力強く語ったユウカが、地元でのGⅠ初Vへ好スタートを切る。