熊本競輪場は2016年4月の大地震から、ついに7月20日開幕のシリーズでのプレオープンへ。8年超の時をへて、ようやく熊本競輪場で号砲が鳴る。

 施設そのものは1期工事が終わった段階。駐車場の整備などもまだで、グランドオープンは先になる。現在の思いを日本競輪選手会熊本支部・西島貢司支部長(54=熊本)が語った。

◇日本競輪選手会熊本支部・西島貢司支部長の話

 2016年の熊本地震により休止していた熊本競輪場で7月に、8年4か月ぶりとなる本場開催が行われます。ファンの皆さんも待ち望んでいたかと思いますが、それは選手たちも同じ思いでした。特に気合が入っているのは瓜生崇智ら109期以降の選手たち。なぜなら彼らは熊本地震のあとに選手になったため、本場を走ったことがないからです。地元バンクを走れる喜びをかみしめて戦う彼らの姿に熱い声援をよろしくお願いします。それと…私たちベテラン勢もこっそりと頑張っていますので、ちょっとだけでも応援していただけたらうれしいです(笑い)。