前橋競輪GⅢ令和6年能登半島地震復興支援競輪/大阪・関西万博協賛「開設74周年記念 三山王冠争奪戦」は1日、開幕した。あっせん停止で約4か月ぶりの実戦となった新田祐大(38=福島)が復帰戦の一次予選8Rを白星で飾った。

 鐘過ぎから逃げ、番手の大槻寛徳が連結を外す一幕もあったが「追い上げて再びドッキングしてくれると信じて踏み上げた」。実際に終わってみれば大槻の踏ん張りでライン4車が上位独占。「悪くないスタート」と手応えを口にした。
 
 ファンからの声援も力となり「競輪選手で良かったと思う」と実感を込めた。

 2日目(2日)の二次予選は10Rに登場。S班戦士で北日本の重鎮・佐藤慎太郎を背にスピード戦を展開する。