平塚競輪の大阪・関西万博協賛のナイターGⅠ「第67回オールスター競輪」は18日、最終日を開催。13日にパリ五輪から帰国してからすぐの戦いになった太田海也(25=岡山)は6R優秀戦を逃げ切り勝利でシリーズを終えた。
「長かった~~」
パリからの激闘の後、オールスターの5走を戦い抜くと、さすがに疲れた表情を見せた。最終日は「ここで1着を取れなかったらオフはない、と思って走りました」と持ち味を全て出し尽くして勝ち切った。
前日の準決は悔しい思いをしたが、気持ちを奮い立たせていた。まずは「岡山に帰って家族と旅行に行きます。競技についてはまたチームで話してからですね」と心身ともに休ませることを最優先していく。
さわやかで前向きな性格だけに、悔しい結果になったパリでの戦いについても「えっ、『カーリンこの野郎!』って物を蹴る? いやいや、そんなことはやりません(笑い)」。今回のカイヤの5走はファンの心をさらに強くつかんだ。また、これからだ。