伊東競輪のFⅠ「KEIRINフェスティバルin伊東」が22日、開幕する。初日特選メンバーの皿屋豊(41=三重)は優出を逃した前回の地元GⅢの悔しさを今シリーズにぶつける。

 皿屋は14~17日にホームバンクで行われた松阪GⅢの際に「こんなチャンスはないし、今回にかける思いはかなり強い。(優勝を)取るつもりで!」と〝過去イチ〟の集中力で参戦したが、無念の準決敗退となってしまった。

「やっぱり緊張はしました。(先行した準決は味方に早めに内を突かれ)あとからVTRを見てなかなかシビアだな、とも思ったけど、まあしょうがないですよね」と悔しさをグッとこらえて冷静に振り返った。

 幸いにも、地元戦に向けて仕上げた脚の貯金があるようで「不完全燃焼だった前回の分も、今回しっかり出し切りたい。それにだいぶ気温も下がってきて自分の季節になってきたかなとも思うので(笑い)」と重馬場を歓迎しつつ意気込みを語った。