松山競輪場で22日から開催されているナイターFⅠ「九州スポーツ杯争奪戦」は23日に2日目を開催。シリーズの注目を集める中野慎詞(25=岩手)は準決12Rでは林慶次郎の突撃戦に手を焼き大苦戦…。
それでも力の限りを尽くしてまくり切った。最後は番手の橋本強にかわされものの2着に踏みとどまり決勝進出を決めた。「林さんの抵抗でまったく余裕がありませんでした。ちょっと感覚がイマイチでしたね…」と前で受けたものの突っ張ることができず、林に先制を許したシーンを含めて首をかしげた。
とはいえ、並の選手では不発に終わっていたであろう激しい展開だっただけに、高いレベルでの悩みともいえた。
最終日24日の決勝は新山将史を背に自力勝負。「正直、パフォーマンスが良くないですがせっかく決勝に乗れたし優勝を目指します」と前を向き健闘を誓った。