富山競輪GⅢ「開設74周年記念 瑞峰立山賞争奪戦」は31日、開幕した。一次予選3Rは伊藤信(41=大阪)が得意のまくりを決めて快勝した。

 伊藤は自転車競技の大会でも長く活躍しており「競輪は仕事で、競技はライフワークですね」と話す。41歳になっても思いは衰えず、現在は8月22~25日の全日本トラックに出場できればと願っている。

「推薦枠があって、5日くらいに分かるそうなんですが、何としても出させてもらいたいんです」

 出場を願い「全日本トラックに向けて練習している」成果で、競輪の方はこれで今月防府の2日目から6連勝中(優勝2回)。相乗効果で躍進している。

「スプリントに出られれば…。カイヤ(太田海也)にボコボコに…って、まずは勝ち上がれるかどうかもですが、とにかくスタート地点に立たせてもらえれば」

 日本のトップ選手との対戦の願いつつ、まずはその場所へ。2日目以降も活躍して、さらにアピールを重ねる。