青森競輪場で20~23日の日程で開催されるGⅢ「開設75周年みちのく記念競輪 善知鳥杯争奪戦」のPRのため、関係者が16日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れた。

 地元のエース新山響平(31=青森)に直前の共同通信社杯を制した南修二(44=大阪)、郡司浩平(35=神奈川)、荒井崇博(47=長崎)ら強豪が参戦する。

 表彰式でプレゼンターを務める2025ミスねぶたの3人も注目選手を挙げた。現在は岩手在住の萬谷凛世(まんや・りんぜい)さんは「同郷の佐藤友和選手に注目しています」。祖父が競輪ファンの小野結惟さんは「新山響平選手の突っ張り先行が見たい」と目を輝かせ、この日二十歳を迎えた堀優美さんは「ワイルドな見た目とレース前に見せる不安げな表情のギャップがすてきな永沢剛選手!」と、地元の主力にエールを送った。

 青森市企画部競輪事業所の越田敏幸所長は「トップ選手が白熱したレースを展開します。土日に祝日も絡みますので、ご家族連れの方にもお越しいただきたい」と来場を呼び掛けた。

 イベントはお笑い芸人どぶろっく(20日)、スギちゃん(23日)のステージほか連日盛りだくさん。トークショーは日本競輪選手養成所・神山雄一郎所長が22日、5月に現役を引退した平原康多氏は23日に登場する。売り上げ目標は53億円。