青森競輪GⅡ「第39回共同通信社杯」(優勝賞金2790万円※副賞含む)は16日、2日目を開催した。10Rの二次予選Aでは、浅井康太(39=三重)が自ら動いて3着で準決進出を決めた。
二予の番組が発表された際には〝嘉永泰斗に付けるか自分でやるか〟で長考。その後、南修二にも相談し「自分でやります」と結論を出して臨んだ戦いだった。
「まず中部近畿のラインを大事に考えて。嘉永君も先行力があるしどうしようか、ってところだったけど、今までの連係実績が南さんの方がある。それに南さんと自分の気持ちで合った部分があったので」
南を背にしっかり前々に踏み込んで、中近2人で準決勝進出の権利を獲得。「レース内容は良くなかったけど、気持ちを込めて走れた。何より、忘れかけていた自力の緊張感、プレッシャーを持って、その中で走れたことが大きかった」と価値ある一戦となった。
今大会の開幕戦1番車を務めた「期待の若手(笑い)」は3日目(17日の)準決で中近の仲間・三谷竜生を目標に指名。「竜生はいつもいいレースをしてくれるので」と全幅の信頼を寄せている。
「関係者の方々が期待して(初日の)1Rの1番車を任せてくれたと思うし、これからも期待される選手で居続けたいので」。施行者、番組マンの期待に、結果で応える。