いわき平競輪GⅢ「開設75周年記念 いわき金杯争奪戦」が22日、開幕した。今年S級に初昇格した川上隆義(りゅうぎ、25=栃木)が、初の記念参戦でニュースタイルを全国のファンに猛烈にアピールした。

 A級時代は得意のまくりで白星を量産していたが「A級では自分だけの走りが多くなってしまったけど、S級でそれは通用しない。積極的に動いて力を出し切るレースを続けていく」と積極型への回帰を宣言。

 果敢に攻め続けたS級初陣の前回(京王閣)同様に、一予2Rは寒風が吹きすさぶ中ホームカマシを敢行。別線の機動型を完封し、力強く2着に粘った。

「最後まで踏み切れるように駆けたつもりだったけど、思ったより後半タレてしまった。それでも力を出し切っての2着は素直にうれしいです!」

 勝ってもレース内容を反省することが多かったA級時代とは比べ物にならないほど、充実感が表情からにじみ出る。

「師匠(古川尚耶)の前でいいところを見せられて良かった。(S級では)チャレンジャーの立場で戦えるから自分に合っている。当たって砕けろで思い切った攻めができますし」と言ってニヤリと笑った伏兵が、無欲の攻めで二予でも高配当を演出するか。