豊橋競輪GⅢ「開設76周年記念 ちぎり賞争奪戦」が29日、2日目を行った。二次予選6Rは後藤大輝(25=福岡)が、長い距離を踏み上げ2着に粘り込み、好援護した山田英明との九州ワンツーに成功した。
この日が誕生日の山田に、昨年11月小倉競輪祭以来4か月ぶりの白星をプレゼントする形になった。「誕生日は知っていました。3月は英明さんが29日生まれで、(嘉永)泰斗さんが23日、(伊藤)颯馬さんが24日、そして僕が25日。九州を代表する選手たちと並んでいるんですよ~」と目標とする先輩たちとの〝数奇な並び〟を明かすと、頰を緩めた。
一次予選では名手の松岡貴久が離れてしまうほどの強烈なカマシを見せるなど、仕上がりの良さがうかがえる。「貴久さんにはいつも差されていたので、ギャフンと言わせられたと思う」と、童顔にいたずらっぽい笑みを浮かべてみせた。
九州の大砲として、さらなる飛躍へ課題も口にする。「静岡記念はインフルエンザになってしまったし、いつも上り調子の時にリズムが合わない。体調面も気を付けていかないと、さらに上位では戦えない」。
それでも今シリーズは勢い十分。真価が問われる準決10Rは、久留米の先輩・田中誠を背に4日制GⅢ初優出に挑む。