四日市競輪のGⅢ「開設72周年記念 泗水杯争奪戦」が9日、開幕する。全治6か月と診断されたの大ケガからの復帰戦となる王者・脇本雄太(34=福井)の状態が気になるところだ。

 8月西武園GⅠオールスターでの落車で右肋骨、右肩甲骨骨折に加え、肺にもダメージを負った。それでも「練習で全力でもがいて違和感がなくなっての復帰だが、落車して3か月たってのメンタルというか競走の勘だけ」と話す。

 直後に控える小倉GⅠ競輪祭に向けて「ナイターという点も多少考えられたが、初日もなかなかきついメンバーだし、次へ向けて確かめるという意味でも、まずはレースに慣れることから」。初日12R特選の走りに注目だ。