高知競輪のFⅡ「2024年度 全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪」が25日、開幕する。ダービー王となった平原康多(41=埼玉)にとっては〝再始動〟の大会となる。

 涙の復活優勝となったダービーも記憶に新しいところ。その後も王者として忙しい日々の中で練習も並行して行っていたが、ウエートトレで背中を痛め小田原は欠場となった。ただ「ちょっと(痛みの)名残りはあるけど、乗ってみて違和感はなかった」と問題はなさそうだ。

 次走以降の前橋GⅢ→岸和田GⅠ高松宮記念杯に向けても「少しずつ体の感じは戻っている」のは吉兆。今大会で手応えをつかむ。