四日市競輪のF2ナイター「ヤクルト東海カップ」が20日開幕する。ガールズの主役は、先日の岸和田G1パールカップで決勝に駒を進めた当銘直美(28=愛知)だ。

 その岸和田では、人気を集めた児玉碧衣を連日差し切って連勝で決勝に駒を進めた。「G1の決勝は目標にしていました。でも、その先のことを考えていなかった。結果的に何もできなかった(5着)し、悔しさが大きい」と振り返る。

 加えて、今までにない重圧も体感した。「今まではオッズを見ても人気なら自信になっていた」と話すが、G1決勝で当銘―奥井迪が2車単、当銘―奥井―尾崎睦が3連単でそれぞれ1番人気なのを目の当たりにすると「感じたことのなかった、緊張というか、責任というか…」。初のG1決勝は、当銘にさまざまな経験を与えてくれた。

「今まではやりたいレースを…だったけど、ちゃんと1着とかの結果を出さないと。内容と結果のどちらも良くて、ファンに納得してもらうレースをしないといけないですね」

 初日は7Rに登場。内容のある走りで、1着という結果を出す。