松戸競輪の令和6年能登半島地震復興支援競輪ナイターGⅡ「第20回サマーナイトフェスティバル」(優勝賞金1570万・副賞含む)と「ガールズケイリンフェスティバル2024」が13日、開幕する。サマーナイトフェスティバル3連覇中の松浦悠士(33=広島)が現在を語った。
今年も半年が経過し、折り返しに入った。「めちゃくちゃ苦しかったですね…」と昨年末のGP覇者は、前半戦について率直な思いを口にした。
3月取手ウィナーズカップ準決での落車が尾を引き、復帰後もダービー、高松宮記念杯と精彩を欠いた。「半年間、期待に応える走りができていないし、自分自身もやりたいレースが全然できていなかったので」。ファンを思う気持ちが誰よりも強いからこそ、GPユニホームをまとって1番車に鎮座する選手としては、物足りない成績だと感じていたのだろう。
それでも「ケガの影響がだいぶなくなってきた」と前回の久留米記念から気配は急上昇。「3日目は特に感覚が良かったし、そのあとの練習でもすごく感じが良い日があった。前回からの上積みもかなりあります」と胸を張って決戦の地に乗り込んできた。
なんといってもサマーナイトフェスティバルは現在3連覇中と大得意の大会。「好相性だし、イメージも良い。ここに向けて状態も上がってきたので、4連覇を目指して頑張ります!」と反撃ののろしを上げた。