宇都宮競輪の大阪・関西万博協賛GⅡ「第40回共同通信社杯競輪」が13日に開幕する。初日の一次予選はすべて自動番組のため、意外な並びが発生することが多く、11Rでは地元の真杉匠の後ろが荒井崇博という形になった。

 荒井は同地区の伊藤旭とは連係しないため、自然と真杉の後ろに照準を絞った。「差し目も売れる? いやいや、ここをどこだと思ってるの? 宇都宮だよ。ちゃんと自分が届くように仕掛けるでしょ(笑い)」と真杉にすべてを託す。

 真杉は荒井から「よろしく!」と声を掛けられ、最初は「冗談と思っていました」と笑っていたが、本気と知ると「任されたし、しっかり頑張ります!」と気を引き締めていた。