京王閣競輪の大阪・関西万博協賛GⅢ「開設75周年記念 ゴールドカップレース」が26日、開幕する。寬仁親王牌の覇者・古性優作をはじめ超豪華メンバーが全国から集結したが、先日デンマークで行われた世界選手権のチームスプリントで銅メダルを獲得した小原佑太(28=青森)も注目を集める1人だ。
世界選手権のチームスプリントで日本代表チームがメダルを獲得するのは史上初とあって、国内は大いに盛り上がった。それでも「いい状態ではなかったし、五輪後でパフォーマンスが落ちていた」と当の本人は淡々と、冷静に世界選を振り返った。そして「22日の朝に帰国して伊豆で調整しました」と臨戦過程を明かした。
〝競輪〟の出走は共同通信社杯以来となる。「(共同は)内容は良かったけど初日(7着)と最終日(9着)がダメだった。考えて走ることが必要ですね」と組み立ての重要性を感じている。一予7Rでは阿部力也(36=宮城)としっかり策を練ってワンツーを目指す。