大垣競輪FⅠ「中京スポーツ杯・第2回水都杯争奪戦」は20日に開幕する。メインの12R特選に単騎戦で臨む佐藤礼文(33=茨城)は「けっこう練習はしてきたつもり。前々に踏んでチャンスがあれば」と白星発進を目指す。
いつも以上に闘志がみなぎっているのには理由がある。練習仲間でもある吉田拓矢のダービー制覇だ。「こっちがヘロヘロになっても拓矢は構わずまた何本もやる」と豊富な練習量を目の当たりにしてきただけでなく、貴重なアドバイスも受けてきた。年齢は4つ下でも学ぶことは多い。
ここまでヨシタクとのGⅠでの共闘を目標に練習にも励んできた。まずは6月17日開幕の高松宮記念杯(岸和田)が第一弾となるが、その前に弾みをつけておきたい。佐藤は「頑張って拓矢にいい報告がしたい」との思いを胸に初日から出し惜しみすることなく戦うつもりだ。