岸和田競輪の大阪・関西万博協賛ガールズ「第3回パールカップ」(優勝賞金590万円※副賞含む)決勝は佐藤水菜(26=神奈川)が制した。佐藤はナショナル仕込みのハイパワーで他を一蹴し、昨年11月の小倉「競輪祭女子王座戦」、今年4月岐阜「オールガールズクラシック」に続く3大会連続のGⅠ優勝(通算4回目)を成し遂げた。

「決勝はずっと踏んでいるけどさらに気合で。雑巾のように足を絞って、絞って踏み込みました。自分の思うようなレースができたし有意義な3日間でした」と圧倒的な強さを示し、完全優勝に胸を張った。

 次の目標は8月に控える宇都宮「第1回女子オールスター競輪」だ。今年からGⅠ格付けとなった当大会を制すれば、2023年の「ガールズグランプリ」も含む、ガールズ選手による初のグランプリスラム達成となる。「そうなんですよ~。あと1個。宇都宮は500バンクなので難しいですけど頑張って取りたい!」と、前人未到の大記録へ向けてさらに突き進んでいく。