平塚競輪のナイターFⅠ「篠崎愛オッズパーク杯」は21日、開幕する。同時開催のガールズでは6Rに1番車で出走する河内桜雪(22=群馬)が並々ならぬ決意で当地に乗り込んできた。

 今回と同様に前回の四日市もGⅠパールカップ(岸和田)の〝裏開催〟で初優勝のチャンスだった。しかし、初日こそ幸先よく1着スタートするも予選2が4着で準決は5着。最終日は一般戦に回った。「もったいなかった…っていうかダメだった」。開催後は悔しさばかりが募った。

 今開催は中4日での参戦。中間は「2日間、新人の千葉捺美さん(128期)と一緒に練習をさせてもらいました。千葉さんは朝の6時からバンクに入って午後1時まで練習をする方で体力もタイムもすごい。私はそこまでできませんが、いい練習になりました」。

 マッサージなどで初の4日間開催でたまった疲労を抜きつつもハードな練習で刺激を入れたのは、それだけ初優勝への思いが強いからだ。

 2022年のデビューからルーキーシリーズを含めて準Vは通算8回を数える。今年だけでも1月高知、3月別府、4月岐阜、5月岐阜と4回。「もう準優勝はいらないです」。もちろん目指すのはテッペンだ。