四日市競輪FIIナイター「ヤクルト東海カップ」は14日、2日目を開催。6Rガールズ予選2では神戸暖稀羽(21=北海道)がバックを取り切るまくりで押し切り初日から2、1着で決勝に進んだ。
合言葉は「積極的に」。前回の宇都宮では3走すべてバックを奪うなど、攻めの果敢さが光っている。今回の2走目も1人でカマシてきた佐々木恵理をいったんは出したが、追い付きざまにまくりに行く好判断が光り「(番手で)休みたいな~とも思ったんですけど、後ろから仕掛けてこられても困るので。意外と伸びましたね」。勢いを殺さずに踏み出しことが好結果につながった。
感触も「自力を出してみていい感じです」とまぶしいくらいの笑顔が光る。もちろん決勝も「積極的に」。2023年5月のルーキーシリーズでプロデビューを飾り1着も手にした四日市で、今度はデビュー初優勝を狙う。