防府競輪GⅡ「第10回ウィナーズカップ」が19日、開幕した。特選11Rをまくりで勝利した真杉匠(27=栃木)だが、浮かない表情でレースを振り返った。
「モコモコしていたし、良くないですね。最近はずっと感じが良くない」
勝ちはしたものの、スパーンと行ける感じではなく、不満が残る。自身の状態を「疲れというより、力が伝わっていない感じ。マッチしていない」と上向けないといけないと強調した。
そんな真杉を番手を回った芦沢大輔は「体とか自転車とか気になっているみたいですね。でもこうした1着とか、2日目はどうあれ力を出し切るような走りをして、それが上向くきっかけになると思います」とみる。調子が悪くとも「レースをしてくれる選手なので頼もしいのは変わらない」と信頼は厚い。
毘沙門天賞は寺崎浩平、深谷知広、そして単騎の嘉永泰斗の動きを警戒しつつ、真杉らしいスピードを発揮するのみ。「初日も理想的には町田(太我)君を出させないで押し切れれば」とたまっているうっ憤を晴らすのみ。
笑顔が戻れば、準決、そして決勝へと道筋は開ける。昨年大会の準優勝は悔しい思い出。払拭するシリーズにしてみせる。