伊東競輪ナイターGⅢ「開設73周年記念 椿賞争奪戦」の開催2日目の3日、元SMAPで人気オートレーサーの森且行(49)が場内でトークショーを行った。
2021年1月飯塚での大ケガから復帰し、8か月がたつ。現状を「出来過ぎだと思う。A級に戻れたし、ハンデも後ろになった。700勝もできました」と笑顔を見せると、詰めかけたファンが拍手を送った。
復帰までの道のりでは「コロナ禍で誰もお見舞いに来れず、誰にも会えなかったのが一番つらかった」と振り返った。助けてくれた仲間への思いを語り、やはり同期の存在が大きかった。
同じ骨盤骨折を克服した有吉辰也からは「いろんなアドバイスをもらった。昔と違う体だから乗り方も変えないと」と言われ、試行錯誤を重ねたという。
また川口で同期の若井友和は「今また強くなっていてすごい。見た目はおじいちゃんみたいですけど(笑い)。同い年なんですよ。川口の支部長をしていてその仕事が忙しくて整備もあまりできないと思う。それなのに…、ホント尊敬します」と思いを吐露した。
そして「またあの16人に選ばれたいですね」と、今年はシリーズ戦を走ることになるスーパースターフェスタへの決意も新たにしていた。