佐世保競輪GⅢ「開設73周年記念 九十九島賞争奪戦」は14日、開幕する。九州のエースでV候補の一角だった嘉永泰斗の前検欠場は残念だったが全国のスターが西海の地に集結。九州勢は地元の荒井崇博、井上昌己を両輪に一枚岩となるが、初日特選12Rの荒井の目標は…。
荒井は2月に故郷の長崎へ移籍。初の地元記念に「特選に乗れているのでそれなりの走りはしないとな、という感覚で来ている」と独特の言い回しで意気込みを語った。
11月小倉GⅠ競輪祭から調整期間は十分あり「11、12日は雨だったが、残りは何とかやれたかな」。佐賀時代からここ一番に照準を合わせてくるのが荒井という男だ。
特選12Rは嘉永がいなくなったこともあり、「地元のわがまま」で南関の突貫・北井佑季を目標に指名。ファンの声援を力に変えて好スタートを切る。