立川競輪「KEIRINグランプリ2023シリーズ」が28日に開幕し、11Rで行われたヤンググランプリは太田海也が逃げ切りV。2日目の29日は11Rで「ガールズグランプリ2023」(V賞金1330万円・副賞含む)が争われる。
ジャパンのエースが4回目の頂上決戦で初のテッペンを目指す。2024年パリ五輪でのメダル獲得が命題のため、ガールズケイリンを走ることは少なくなったが、3月別府ガールズコレクションを圧倒V。10月松戸GⅠオールガールズクラシックを異次元パワーで制してGP切符を最短ルートで獲得した。
レースに立ち向かう強メンタルが佐藤を〝無双〟にさせた。
「松戸から自分の中で切り替えてチャレンジするようになった。松戸と小倉(11月GⅠ競輪祭女子王座戦)を経験して、ここが3つ目。くじけそうになる部分もあるが、しっかり強い気持ちで走らなきゃなと思っている」
今月3日~23日まで代表の沖縄合宿を経て、その後は筋力維持に努めてきた。報道陣に意気込みを聞かれ「強い気持ちで走り切る姿にカツを入れてもらいたい」と話したサトミナ。〝国内最強〟の称号を手に世界へ旅立つ。