岐阜競輪のFⅠ「管理棟竣工記念新春ドリームレース CTC杯 HPCJC杯」は26日、2日目を開催。ガールズケイリンの6R予選2では石井寛子(38=東京)が快勝。ガールズケイリン史上初の通算600勝を達成した。
もちろん他者が譲ったわけではないが、周回の位置取り、勝負どころでの並走も優位に運ぶことができ「全部、入れてくれてという感じでした。(自身の)気迫にやられていたんですかね」と冗談交じりに笑いつつ、節目の勝利を振り返った。
「500勝の時は(数字が近くなってから)なかなか達成できなかったけど、600勝はうまくいけば岐阜の2日目に、と思っていたし(その通り達成できて)成長したのかな」。多くの勝ち星を重ねる中で安定感はさらに増している。
次に目指すは「もちろん700勝」。その過程、さらに行く末には「志智(俊夫)さん(606勝=26日現在)を抜いて、そして小嶋(敬二)さん(820勝=同)を抜いて、さらに神山(雄一郎)さん(903=同)を――」と壮大な目標も打ち立てた。
104期のガールズ2期生として2013年にデビューし、今もなおトップクラスとしてけん引中。通算勝利数ではトップを行くが、追いかけてくる選手たちがいることも自覚。その中でも「頑張って先頭でいきたいですね」。絶対に抜かせる気はない。