函館競輪のナイターGⅢ令和6年能登半島地震復興支援競輪「開設74周年記念 五稜郭杯争奪戦」が16日に開幕し、4Rの一次予選は林慶次郎(26=福岡)が3番手から力強くまくって快勝した。
本格化の兆しを見せる九州期待の大砲ケイジロウが燃えている。前回の地元戦は「調子が良かったので結果を出さなきゃって、逆に力み過ぎてしまった」と気合が空回りしたが、気を取り直して迎えた今シリーズの初戦で豪快な一撃を披露。二予の権利をつかんだ。
直近の点数は105点台。確実にレベルアップしているが「成績がまとまっているのは裏開催を走っていることが多いから」と冷静に分析している。だからこそ「S班とか強い選手がたくさんいる開催で結果を出したいんです。強い人が相手の時でも良い着が取れれば、その時は本当に調子がいいって言えると思うので」と目をぎらつかせた。
試金石となる17日の二次予選10Rでは真杉匠(25=栃木)と対峙する。「ここでなんとかしたいですね!」と言葉に力を込めた。