取手競輪FⅠ「レジェンドカップ」は22日、2日目を迎えた。中1日の強行軍で参戦中の岩崎ゆみこ(28=茨城)は7Rガールズ予選2で好内容の2着となり、無事に地元優出を決めた。

 中1日の日程だが「断る選択肢はなかった」と喜んで追加を受けて地元戦に臨んでいる岩崎は、2日間ともバックを取る果敢な競走で存在感を発揮。2日目は早めの番手まくりで2角から先頭に立つと、その後ろから仕掛けてきた〝レジェンド〟石井寛子(38=東京)のまくりに猛抵抗。ゴール寸前でかわされてしまったものの「やった方です」と心地よさげに汗をぬぐった。
「中1日で練習不足だったからその部分の不安はあったけど、その1日をしっかりケアに充てていたので。むしろ練習による(蓄積された)疲労が取れた感じで、しっかり力を出し切れています」と冷静に分析した。

 メンタル面の影響で成績にムラが出ることもあるが、今の前向きな精神状態なら決勝でも好勝負を演じることは可能だろう。持っている力は誰もが認めるところ。「決勝もやることをやって」2回目の地元Vを目指す。