武雄競輪のミッドナイトGⅢ「日本名輪会カップ オッズパーク杯」は22日、最終日を行った。8Rで行われたガールズ決勝は石井寛子(39=東京)が優勝した。
石井は「考えていたポイントの仕掛けではなく体が勝手に反応した」とよどみないまくりで圧勝。しかし「タイムが良くないのは」と自身を冷静に見つめていた。ガールズケイリンができる前から女子自転車界を牽引しており、探求者としての姿勢は崇高だ。
「今回が良くなかったら、こうした方が…とかあったかもしれないけど、トレーナーさんにいい報告ができます。応援してくれるファンのみんなにも」
笑顔で振り返りつつ「次の玉野もミッドナイトだし、しっかり準備して」と口元を引き締めた。その次は6月岸和田ガールズGⅠパールカップも控えている。