岸和田競輪の大阪・関西万博協賛GⅠ「第76回高松宮記念杯」は19日、3日目を行った。二次予選進出は東が一予10点で泣き別れ、西は同10点以上の選手が勝ち上がった。
20日の4日目メインは東西の一次予選上位9人で争われる12R青龍賞と11R白虎賞。青龍賞では、いま輪界で最も勢いのある「栃茨ゴールデンコンビ」のガチンコ勝負が実現することになった。
栃木と茨城から2人ずつが勝ち上がり、「真杉君とは別れることになりました。自分で自力を出します」とダービー王は自ら動くことを宣言した。
「これが決勝とかなら話は変わってくると思うけど、優秀戦ですし4人で並ぶよりはそれぞれ動いた方がいいのかなって。別線自体はあるけど、お互いが自力で戦うのはこれが初めてです。直前の合宿では(真杉に)ボコボコにされました(笑い)。もちろん強さは知っているしヤバいかもしれないけど、一度くらいは勝ってみたい(笑い)。まずは見せ場をつくれるように、そして力勝負を楽しめればと思います」
先日の日本選手権(GⅠ)決勝でのワンツーをはじめ、何度も好連係を披露してきた2人。お互いの脚力はすでに認め合っているが、敵として戦うことでまた新たな発見があるかもしれない。このガチンコ勝負が、2人の絆をより強めることになりそうだ。