玉野競輪GⅢ「広島競輪開設71周年記念in玉野 ひろしまピースカップ」が21日、開幕する。今回は広島競輪場が改修工事中のため玉野競輪場で代替開催となる。
町田太我(23=広島)にとって、地元記念はこれが4度目の挑戦だ。「玉野だが地元記念は地元記念」と気合十分。前検日は同郷の先輩・大川龍二とともに姿を見せると、早速報道陣に囲まれた。「仕上がっている感じです」と表情を引き締めた。
11月小倉GⅠ競輪祭では二次予選で敗れたものの、随所に動きの良さを見せていた。前回の久留米FⅠでは予選1着、準決1着、決勝2着と優勝こそ逃したものの「久留米から新車に替えて感触を確かめつつだったが、感触は良かった。初日とかはタイムも内容も良かったと思うし、ここに向けて弾みが付くように走った」と、準備万端だ。
広島記念初登場だった3年前、いきなり決勝に進出した。2年前は番手の松浦悠士とゴール前一騎打ち。わずか4分の1輪差で2着。しかし昨年は二次予選で姿を消してしまった。それだけに「久留米が終わった後は防府に練習に行って感じも良かった。優勝を目指したい」とキッパリ。
地元の総大将・松浦が不在となった今回、地元の大将格として広島勢を文字通り引っ張る存在となる。まずは初日、勝って一次予選をクリアする。