いわき平競輪のナイターFⅠ「東京スポーツ杯」は17日、2日目を迎えた。11RのS級準決勝では岡村潤(42=静岡)が大石剣士(28=静岡)のカマシに乗って快勝した。

 今年早くも3場所目の岡村が好展開をモノにして決勝の切符をつかんだ。「前回の小田原は中0日の流用だったんです。全く選手が見つからず困っていたみたいで、(直前まで走っていた)伊東から近いし貢献できるならって引き受けました。その小田原から今回が中2日。疲れをケアしつつ練習もやってきました」

 業界のために走りまくっている岡村に後輩が4角絶好の展開を提供した。「今日(2日目)は本当に展開。大石君が強くて恵まれました。競輪は運とちょっとの脚力があればなんとかなる。(疲れに関しては)今は気持ちでなんとかできている。この影響は2か月後くらいにガタってくる気がするけど、それでも今はいい経験をさせてもらっているので。まずは決勝も良い走りができるように頑張ります」。

 最終日(18日)の決勝も3日連続となる大石の番手回り。2021年9月(静岡)以来となる優勝を目指して、最後の力を振り絞る。